スタエフで配信を継続してきて最近気づいたことがある。
絵画と違って生身の人間をグラデーションで表現するのは難しい。
でも人間をグラデーションで表現することは可能で、私は無意識にそれをやっている。
グラデーションとは色の明暗や色調を徐々に変化させて表現すること。
グラデーションの効果は立体感が生まれること。
私の見た目や声はそうそう変わらない。
でも外側と違って内側はどんどん変化する。
自分をグラデーションするために私は色んな表現をする。
心の一番奥深くの声、明暗の激しい差を表現したい時は「詩」が適している。
自分の空想の世界を表現したい時は「お話」
公共性を維持して、人に思いを伝えたい時には「おしゃべり」
エッセイは、独り言のようなもので私にとっては「詩」と「おしゃべり」の中間くらいの存在。
最近はエッセイにはまっている。
自分のグラデーションは感覚でわかったとしても、他人のグラデーションは何かしら表現をされないとわかりづらい。
もしも自分のことを多面的に知ってもらいたい相手がいるのなら、自分にしかわからないグラデーションを見える化してみるといいんじゃないかと思った。
もちろん無理にとは言わない。
でも小難しいことはさておき、単純に私は色んな表現がしたいだけ。
見える化することで、自分を客観視するのは面白い。
グラデーション効果で立体感が増して、私の姿がより浮き彫りになる。
生きることは己を知ること。
己の探求のために、より鮮やかなグラデーションを演出していきたいと思う。
https://stand.fm/episodes/6516262358950758ece4ce7c