触媒

自身は変化せずに化学反応を促進する物質

 

それが触媒

 

地球は壮大なスケールの実験場

 

誰が管理しているのかは秘密

 

でも管理者は私たち一人一人に気づかれないように私たちの中に実は潜んでいる

 

そして地球という広い広い空間と永い永い時間という概念とそこに存在するものを生み出して実験を繰り返している

 

私たちは実験には欠かせない触媒

 

様々な条件と様々な触媒の組み合わせを無限に生み出すことで、実験データは山のように積み上がる

 

管理者に偶然アクセスできた者は、そこからデータを拝借できる

 

そして拝借したデータを利用してまた新たな実験を繰り返してデータ収集にいそしむ

 

 

私たちは触媒としての自覚があってもなくてもそうやって1つの目的のためにはたらいている…のかもしれない

 

触媒としての力を最大限発揮するために、私という意識と私を表現する術を与えられている

 

自ら得るのではなく、与えられている

 

私は触媒…そのことを抵抗せずに受け入れた時に私の力が発動する  

 

 https://stand.fm/episodes/649b8ec93f6f19027be651d2

我が道

目覚めた瞬間

私がいた

眼前に広がる我が道

未開拓の我が道

期待に胸膨らます我が道

山あり谷ありの我が道

希望の我が道

絶望の我が道

そろそろ疲れてきた我が道

路頭に迷う我が道

闇の中に光を見た我が道

ひたすら行く我が道

淡々と行く我が道

静寂に近づく我が道

安寧に包まれる我が道

ただいま

ただいま

我が道から帰還しました

https://stand.fm/episodes/66611e097c9281f176fb08af

 

 

 

 

 

 

 

カマカマカマキリ

最寄り駅の小さな駅のホーム

今日もいつもと変わらない光景…

ではなかった

ホームに設置された青い椅子

その椅子の背もたれのてっぺんに

君はいた

全身綺麗な緑色をした君

立派なカマを持った君

青い椅子に座り、ふと横を向いたら

君と目が合い驚いた

電車がホームに滑り込む

私はバイバイと言って電車に乗り込む

用事を済ませてまた最寄りの路線の

ホームに帰ってきた

そこにも全く同じ青い椅子が設置されている

私は青い椅子に座り、ふと横を見て驚いた

また君がいる

やはり椅子の背もたれのてっぺんに

君がいる

一瞬目を疑った

同じ路線でも朝とは違う駅のホームの

同じ場所に君がいた

君は朝の君と同じ君なの?

もしそうだとしたらどうやってここまで

来たの?

誰かの肩にくっついて一緒に一駅の旅をしてきたの?

それとも朝の君とは違う君の仲間がたまたま

君と同じように椅子の背もたれのてっぺんで

休憩していただけなの?

電車がホームに滑り込んでくるまでの間に色んな考えを巡らせた

この時ばかりは名推理探偵になりたいと本気で思った

朝と午後の2回、立派なカマを拝むことができたカマカマの奇跡

カマカマカマキリ

君のこときっと忘れないよ

https://stand.fm/episodes/6642ac31fb528a00bae9716e

 

 

階段

「誕生」

歓喜とともに新たな旅路の始まり

ネジネジの階段をのぼり始めて一年

一周回って進級する

気づいたら二周目に入り

ネジネジのループをのぼり続ける

時折固まり、ナビはクルクル表示

悩みながらも、クルクルは止まらない

クルクルしながらネジネジした

階段をのぼると目眩がする

クルクルが解消されると

ネジネジの効果が発揮されて

快適な上昇気流に押されて

からだがふわっと軽くなる

クルクルの解消には

意識を真空パックしよう

いつか「消滅」するときがきたら

真空パック開封する

接触れなくても

情報は転写されているから

旅路の記憶はしっかり残る

誕生と消滅の同時空間に

溶け込む記憶…

ネジネジの階段は続いて行く…

https://stand.fm/episodes/664161ae162bed72cb76270f

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泣ける力

転んでも泣かない子

痛くても泣かない子

我慢して偉いね

大人に褒められたことがある

泣かないのは偉いこと

そうかな?

本当は涙になるはずだったものは

どこにいくのかな?

何になるのかな?

水は情報を記憶するんだよ

水は感情を記憶するんだよ

水は循環しなかったらどうなるの?

ねぇ、考えてみよう

水は生命の源

泣ける力って生命力そのものだよ

嬉しくて泣いても

辛くて泣いても

泣いたあとは空っぽのところに

何かが入ってくる

それが生きてるってことだよね

想像するだけで涙が出てくるような

何かを感じる力

泣ける力

生きる力

涙が枯れた時が

この身体とお別れする時

それまでは泣きながら

生き続けるよ

https://stand.fm/episodes/66415fbd0369c8512a21a463

 

 

 

 

ホワイト

人生を真っ白なキャンバスに例える

好きな色で好きな絵を描きなさい

心ときめく素敵なフレーズ

でも一番大事な色を忘れちゃいけない

それはホワイト

全ての光を乱反射するホワイト

どんなに色を塗り重ねても本質はホワイト

いつでも目を凝らせば透けて見えるホワイト

始まりと終わりは同じ

完全なホワイト

ほんとはずっとホワイト

あなたも私もずっと…

だからこそほんのひと時輝く

あなたの色や私の色

数多の色の光りの乱反射

眩いホワイトの世界

あなたを…

私を輝かせる正体は

バックグラウンドの照明にある

心の眼でみればわかるはず

誰でも後光を背に立っている尊い

https://stand.fm/episodes/66396ae56598320effff4e6d

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綱渡り

綱渡り

上下に左右に

からだが揺れる

たわんだ綱の反作用

両手を広げ

跳ねるからだを

押しとどめる

一歩一歩の真剣勝負

落ちそうで落ちない

絶妙なバランス

そのバランスは

不完全で不格好

でも美しい

人生の何が美しいって?

一回きりの綱渡りに

果敢に挑むその姿

そこに私の胸はうち震える

落ちたら終わり?

違うよ

安全ネットの反作用

ジャンプして華麗に着地

私の綱はまだ残ってるから

終われないよ

真剣勝負しないとね

https://stand.fm/episodes/662867ecb1033a16170f30a8