ハンカチとはちみつを集めるために歩き出したペンちゃんとしろくまさん。
ワクワクしながら歩いている2人を見て、丘のお友だちたちが声をかけてきます。
わけを話すと、みんなしろくまさんのアイデアに賛成して応援してくれました。
まずはハンカチを譲ってもらうためにすずめさんのところに行きました。
すずめさんは水浴びが大好きな綺麗好き。
染め上がった布を洗って綺麗に整えます。
わけを話したら
気持ちよくハンカチを譲ってくれました。
次は、はちみつを譲ってもらうためにはちさんの巣に向かいました。
働きばちさんが2人に気づいて話しかけます。
わけを話したら、やっぱり気持ちよくはちみつを譲ってくれました。
「ねぇ、しろくまさん。ぼくね、実はこんなにすぐに譲ってもらえるなんて思ってなかったんだ。みんなが大切につくりあげたものを預かったんだから、虹色蝶々さんとお友だちになりたいな。なれるかな?」
「うん、きっとなれると思うよ。さぁ、次はハンカチをマントにしてもらうためにお裁縫が得意なあらいぐまさんのところに行こう!」
「うん、そうだね!!」
みんなの想いがつまったハンカチとはちみつを携えたペンちゃんとしろくまさんは、とっても楽しそうです。
そんな2人の姿を離れたところから見守る存在がいます。
その存在は、なんだか虹色に輝いているように見えました。
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